函館市内にある五稜郭と、その敷地内にある
凾館奉行所。
幕末、五稜郭を占拠した旧幕府軍と新政府軍の間で行われた戦闘で戊辰戦争も終結した。
現在の函館は明治時代に、箱館から改名されたものだそう。同じく明治時代になって、奉行所も解体されてしまったが、建物の一部を復元して公開している。江戸時代からの地名を変えたり、奉行所を解体したり、新政府はよほど幕府の威光を恐れていたのでしょうか。
幕末に建てられた奉行所は和風の建物で、冬場はすごく寒そう。
五稜郭タワーから望む、五稜郭。広角が28mのレンズだと一枚に収まらない…
堀の中に浮かんでいるような、三角形の土塁は半月堡という。全部で5つ本当は作るはずだったが、予算の都合で1箇所だけ作られた。
この半月堡を攻撃しようと近づくと、半月堡自体からの射撃と、横の城壁からの射撃を受けてしまう。このように城壁が各々連携して防衛できて、防衛の死角がないように発展してきたのが
星形要塞である。

五稜郭の再現模型。

五稜郭内の石垣。

旧幕府軍が使用していた大砲。

箱館奉行所。

五稜郭タワー。

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