ブレーマーハーフェンのドイツ船舶博物館のすぐ手前に、ウィルヘルムバウアーというUボートが繋留してある。
直訳すると、「技術博物館Uボート、ウィルヘルムバウアー」。
このUボートだけは船舶博物館とは別立ての博物館になっているので、 Uボートに入るのには別料金が必要。
このU-boat type XXI は、第二次世界大戦末期にドイツ海軍が建造した当時最新鋭の潜水艦だった。しかし出来上がった時には既に敗色濃厚で、実戦で活躍することは無かった。
左 :博物館入り口
中央 : 係留されているウィルヘルム・バウアー
右 : その他の船
終戦時にドイツ軍の手によって湾内で自沈処分されたが、その後1957年に引き上げられ以後NATO軍の潜水艦として使用された。
中は船首の入り口から入り艦内をまっすぐ歩いて船尾の出口から出る。このウィルヘルムバウアーはUボートの中はではサイズが一番大きいがそれでも艦内はかなり狭く、大柄なドイツ人はさぞかし大変だったと思われる。
左 :艦橋内部。潜望鏡と後ろはキッチン?
中央 : モーター
右 : 博物館より海を臨む
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