1. ロンドンから
ボ-ビントン戦車博物館への道のり
博物館の最寄駅はWool駅です。前日に切符売り場で行きの列車の切符を買いましたが、何遍「うーる」「うゥゥーる」「うぉーる」と言っても、「Pool? What?」と言われ、仕方がなく紙に行き先を書き切符を購入しました。
7:35ウォータールー駅発の列車に乗り、ウール駅に列車の遅れもなく予定通り到着。
駅を出るとたまたまタクシーが止まっており、待つことなく戦車博物館へ向かう事が出来ました。タクシーは猛スピードで道を突っ走り、5分ちょっとで戦車博物館へ到着。
左 : ウォータールー駅から列車に乗って出発します。
中央 : Wool駅です。侘びしいです。駅前にタクシーが居なかったら電話で呼ぶしかありません。
右 : 博物館入り口
2.展示内容
入り口で入場料を支払うと、同じ日ならば再入場可能だと説明されるました。入り口左には軽食を出すレストランがあるので、見学に疲れたらレストランへ行き、一休みして再入場すると良いでしょう。
入場後しばらくは第一次世界大戦の塹壕や、関係する風景の等身大ジオラマの中を通って行きます。戦争開始後、塹壕を乗り越えるためにイギリスが世界で初めて戦車を作りました、という感じの展示です。
途中にはシェルショックになってしまった人や、塹壕を越えんとする戦車、その戦車に怯えるドイツ歩兵の等身大人形(ドイツ語でびっくりしている声付き)があり、なかなか凝っていました。
ジオラマ通路を通り過ぎるといよいよ大量の戦車の展示が始まります。
【WWⅠ編】左:塹壕戦の様子
中央:ドイツ軍の塹壕に襲いかかるMark4
右:第一次世界大戦での戦車
その後は第一次世界大戦時の戦車の展示が続き、装甲車や多砲塔戦車の展示があり、第二次世界大戦時の戦車の展示が始まります。
ドイツの戦車は次大戦戦車の展示のかなりの部分を占めており、キングタイガーなどは砲塔を旋回してポーズを取って展示されていました。
さらにタミヤホール(田宮が寄付して作ったのか?)という部屋というか建物があり、冷戦期の車両やSタンクが展示されていました。
【WWⅡドイツ初期車両編】左 :
2号戦車 中央 :
装甲兵員輸送車,Sonder-kraft-fahrzeug 251 右 :
3号戦車。中ものぞけます。ちなみに右にあるのは顔を出して記念撮影して、君も戦車乗りだ!というやつです。
【WWⅡアフリカの戦い編】左、中央 :
ティーガーⅠ,Panzerkampfwagen VI "Tiger" Ausf. E, Sd.Kfz. 181。 この博物館の目玉のひとつ。展示形式も特別扱いで砂の台座付きです。アフリカに派遣された車両をレストアしたもの。イギリス軍に撃破されたのではなく、燃料不足でやむなく放棄したのを拾ってきたそうです。
右:
巡航戦車クルセイダー、Crusader。アフリカの砂漠でティーガーと戦いました。
【WWⅡドイツ主力戦闘車両編】左 :
5号戦車、パンター 中央 :
4号戦車、ドイツの軍馬
右 :
3号突撃砲,Sturmgeschütz III 【WWⅡドイツ駆逐戦車群】左 :
ヘッツアー,Hezer(Jagdpanzer 38) 中央 :
ヤークトパンター (Jagdpanther) 右 :
ヤークトティーガー(Jagdtiger) 【WWⅡドイツその他戦闘車両】左 :
Sd.Kfz.234 装甲偵察車両 中央 :無人戦車ゴリアテ
右 :
6号戦車, ティーガーⅡ, Panzerkampfwagen VI Ausf. B "Tiger II", Sd.Kfz. 182, "Konigstiger"ポルシェ砲塔
【WWⅡソ連戦闘車両】左 : Su-76
中央 :T34/85
右 :KV-1
左下:Su-100
【WWⅡ連合軍ノルマンディー上陸作戦用車両】左 :水陸両用シャーマンDD。幌の中にはスクリューのついたシャーマンがいます。
中央 : マインローラー。鎖をバシバシ地面に叩きつけて地雷を爆破除去します。
右 :LVT4(Landing Vehicle Tracked)
【その他大戦時の車両】
左 : Ha-go(日本)。他の戦車と比べるとかなり小さめ。
中央 :ファイヤフライ (イギリス)
右 :
【大戦後の車両】左 : T-55
中央 : チャレンジャーマーク1
右 : レオパルド1
左 : トータス
【その他】左 :機関銃射撃ゲーム(使われている銃は本物のようでした。)
中央 :チーフテン
動いている戦車が見たい人はこちらからどうぞ↓
http://yaplog.jp/meka/archive/303http://takerutoys.blog48.fc2.com/blog-entry-587.htmlPR