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かなりマニアックな博物館の紹介です。

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このブログの開設経緯
管理人が過去に行った博物館やイベントの報告をしています。HPを作ろうとホームページビルダーを買いましたが、面倒なのでブログにしました。掲載の時系列には意味がありません。行った博物館の種類は右のカテゴリーで分類しています。気の向くままに更新します。これを見て、行って見たいなと思ったらすぐに旅行の準備を始めましょう! →管理人の日常生態はこちら
このブログの構造
右のカテゴリの【概要】には旅行の概要を示しています。対応する【本編】があります。【本編】を順番に見ていっても、【概要】のリンクを辿っても中身は同じです。博物館の種類別にリンクをまとめた【分類】というカテゴリを作る予定です。
HOME【本編】05年3月英仏独旅行記の記事
2024-05-10-Fri 16:16:39 │EDIT
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2006-06-28-Wed 20:05:07 │EDIT
1.パリより博物館への道のり

博物館,Musee des Blindesはフランスのロワール地方のソーミュルという街にあります。ロワールといえばロワールの古城巡りが最も有名ですが、古城などには目もくれず戦車の博物館を目指します。

 早朝、パリのモンパルナス駅より10:45発のTGVに乗り、途中のSt Pierre de Corps駅でローカル線に乗り換え、ソーミュル駅へ向かいます。乗り換えの列車が来るまでの間、ホームで朝買ってきたサンドイッチで昼食をとりました。ソーミュルには12:31に到着。

 ソーミュルの駅から市街地や博物館へ向かうバスを探しましたが、よく分からなかったので、駅前の市内マップを頼りにとりあえず街の中心部へ向かうことに。
 
 途中にツーリストインフォメーションがありましたが、オフシーズンのため閉まっていました。街の中心部へは迷うことなく到着しましたが、ここまででも歩くとかなり距離があります。街の中心部へはロワール川を越える必要があるのですが、やっと川を越えた!と思ったらまだ中州に着いただけだったりします。
 
 その後、街の中心部から博物館への道は地図をみた限り少々複雑でしたので、市内の案内地図をデジカメ(地図は↓にあります)に撮り、液晶画面で時々確認しながら博物館へ向かうことにしました。
 
 道があっているのか不安に思いながら歩き、何とか博物館へ無事到着。ここまで駅から博物館まで約50分。ふー。

:走り去るTGV。St Pierre de Corps駅にて。
中央 : ロワール川、ロワール城 
:博物館前
左下 :デジカメで撮影したでかいSaumur市内地図。印刷用。



2.博物館の展示

入り口で入場料を払うと、どこの国からやってきたか尋ねられるので、とりあえず日本だと答えましょう。

 中には暖房もなく、じっとしているとカメラのシャッターを押す指が悴んでしまう程でした。

 ドイツ車両に関しては、戦後フランス各地で放棄されていたドイツ軍の車両をレストアし、性能試験の後にコレクションへ加えた、とパンフレットには説明がありました。イギリスのボービントンと同様に、ここでもドイツの戦車が何故か誇らしげに展示されています。一番の目玉はなんと言ってもキングタイガーでしょう。確かワールドタンクミュージアムの台紙の写真にもなっていた車両だと思います。

 第二次大戦時ものは、ほとんどの車両がレストアされ、綺麗な状態で展示されています。わずかに、装甲が割れ、砲弾が突き刺さったままの4号突撃砲L70などから、当時の戦闘の激しさを感じ取ることができます。説明によればこの突撃砲は米軍に鹵獲され、米軍兵士によって終戦まで使用されていたそうです。帰りの電車の都合もあり、博物館での滞在時間は2時間半程でしたが、この手の乗り物が好きな人ならば一日中いても飽きないでしょう。

 その他の展示は、戦後の東西両陣営の戦車や、映画の撮影の為に作られた車両などもたくさんありました。

 帰りは来た道をひたすら歩き、途中スーパーで買い物をして40分ほどで駅に到着しました。

【WW2ドイツ、パンターファミリー】
: V号戦車パンター, Panther
中央 : V号駆逐戦車(ヤークトパンター)
:V号回収戦車(ベルゲパンター)



【WW2ドイツ戦車】
2号戦車、Panzerkampfwagen II
中央3号戦車、Panzerkampfwagen Ⅲ
4号戦車、Panzerkampfwagen Ⅳ


左、中央6号戦車 ティーガーII
6号戦車 ティーガーI


【WW2ドイツ突撃砲】
3号突撃砲, Sturmgeschütz III
中央3号突撃砲105mm, Sturmgeschütz III
4号突撃砲, Sturmgeschütz Ⅳ


4号突撃砲L70, Sturmgeschütz Ⅳ L70 前面装甲に砲弾が突き刺さってます。
中央ヘッツアー,Hezer(Jagdpanzer 38)
4号突撃戦車ブルムベア、Brummbär


【その他】
:マーダーズ
中央 : T-34
:対戦車砲、野砲


:T-72かな?
中央 : メルカバ



→05年3月英、仏、独旅行記概要へ戻る 
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2006-06-27-Tue 20:00:24 │EDIT
ロンドンの科学博物館です。この博物館は地球の歩き方に載っています。さすが産業革命の本家本元だけあって、軍事だけでなくオールジャンルの科学、産業機器が並んでいます。


→05年3月英、仏、独旅行記概要へ戻る 

:展示ホール
中央V1飛行爆弾。おじいさんが、この飛行爆弾は戦闘機の主翼で爆弾の羽を押して、ひっくり返して撃墜したんだ!と、孫と思われるちびっ子に熱心に説明していました。 
メッサーシュミットMe163。Me 163 "コメート" は、第二次世界大戦時にドイツ空軍が開発・運用した史上初のロケット推進戦闘機。
2006-06-24-Sat 17:45:11 │EDIT
ロンドンのウォータールー駅からユーロスターに乗ってパリへ向かいました。
パリへ行くには国境を越えるので、荷物チェックとパスポートチェックが事前にあります。遅くとも発車の30分前には行っておいたほうが良いでしょう。冬場のヨーロッパの鉄道にしては結構混んでいて、ビジネスマン風の人も多数いました。車窓の景色は、ユーロスターの専用路線部分はコンクリートの壁ばかりが見えていた記憶があります。


→05年3月英、仏、独旅行記概要へ戻る 

:ウォータールー駅のユーロスター乗り場。
中央:なぜかトラブッっていたユーロスター乗り口上の電光掲示板。
:ユーロスターの車体。かなり埃かぶってます。


2006-06-21-Wed 20:37:53 │EDIT
1. ロンドンからボ-ビントン戦車博物館への道のり

博物館の最寄駅はWool駅です。前日に切符売り場で行きの列車の切符を買いましたが、何遍「うーる」「うゥゥーる」「うぉーる」と言っても、「Pool? What?」と言われ、仕方がなく紙に行き先を書き切符を購入しました。

7:35ウォータールー駅発の列車に乗り、ウール駅に列車の遅れもなく予定通り到着。

駅を出るとたまたまタクシーが止まっており、待つことなく戦車博物館へ向かう事が出来ました。タクシーは猛スピードで道を突っ走り、5分ちょっとで戦車博物館へ到着。

: ウォータールー駅から列車に乗って出発します。
中央 : Wool駅です。侘びしいです。駅前にタクシーが居なかったら電話で呼ぶしかありません。 
: 博物館入り口


2.展示内容

入り口で入場料を支払うと、同じ日ならば再入場可能だと説明されるました。入り口左には軽食を出すレストランがあるので、見学に疲れたらレストランへ行き、一休みして再入場すると良いでしょう。

 入場後しばらくは第一次世界大戦の塹壕や、関係する風景の等身大ジオラマの中を通って行きます。戦争開始後、塹壕を乗り越えるためにイギリスが世界で初めて戦車を作りました、という感じの展示です。
 
 途中にはシェルショックになってしまった人や、塹壕を越えんとする戦車、その戦車に怯えるドイツ歩兵の等身大人形(ドイツ語でびっくりしている声付き)があり、なかなか凝っていました。

 ジオラマ通路を通り過ぎるといよいよ大量の戦車の展示が始まります。

【WWⅠ編】
:塹壕戦の様子
中央:ドイツ軍の塹壕に襲いかかるMark4
:第一次世界大戦での戦車


その後は第一次世界大戦時の戦車の展示が続き、装甲車や多砲塔戦車の展示があり、第二次世界大戦時の戦車の展示が始まります。
ドイツの戦車は次大戦戦車の展示のかなりの部分を占めており、キングタイガーなどは砲塔を旋回してポーズを取って展示されていました。
さらにタミヤホール(田宮が寄付して作ったのか?)という部屋というか建物があり、冷戦期の車両やSタンクが展示されていました。

【WWⅡドイツ初期車両編】
2号戦車 
中央装甲兵員輸送車,Sonder-kraft-fahrzeug 251    
3号戦車。中ものぞけます。ちなみに右にあるのは顔を出して記念撮影して、君も戦車乗りだ!というやつです。 


【WWⅡアフリカの戦い編】
左、中央ティーガーⅠ,Panzerkampfwagen VI "Tiger" Ausf. E, Sd.Kfz. 181。 この博物館の目玉のひとつ。展示形式も特別扱いで砂の台座付きです。アフリカに派遣された車両をレストアしたもの。イギリス軍に撃破されたのではなく、燃料不足でやむなく放棄したのを拾ってきたそうです。
巡航戦車クルセイダー、Crusader。アフリカの砂漠でティーガーと戦いました。


【WWⅡドイツ主力戦闘車両編】
5号戦車、パンター 
中央4号戦車、ドイツの軍馬   
3号突撃砲,Sturmgeschütz III 


【WWⅡドイツ駆逐戦車群】
ヘッツアー,Hezer(Jagdpanzer 38) 
中央ヤークトパンター (Jagdpanther)    
ヤークトティーガー(Jagdtiger) 


【WWⅡドイツその他戦闘車両】
Sd.Kfz.234 装甲偵察車両 
中央 :無人戦車ゴリアテ  
6号戦車, ティーガーⅡ, Panzerkampfwagen VI Ausf. B "Tiger II", Sd.Kfz. 182, "Konigstiger"ポルシェ砲塔


【WWⅡソ連戦闘車両】
: Su-76
中央 :T34/85
:KV-1
左下:Su-100


【WWⅡ連合軍ノルマンディー上陸作戦用車両】
:水陸両用シャーマンDD。幌の中にはスクリューのついたシャーマンがいます。
中央 : マインローラー。鎖をバシバシ地面に叩きつけて地雷を爆破除去します。 
:LVT4(Landing Vehicle Tracked)


【その他大戦時の車両】
: Ha-go(日本)。他の戦車と比べるとかなり小さめ。
中央 :ファイヤフライ (イギリス) 



【大戦後の車両】
: T-55
中央 : チャレンジャーマーク1 
: レオパルド1
: トータス



【その他】
:機関銃射撃ゲーム(使われている銃は本物のようでした。)
中央 :チーフテン  


動いている戦車が見たい人はこちらからどうぞ↓
http://yaplog.jp/meka/archive/303
http://takerutoys.blog48.fc2.com/blog-entry-587.html

2006-06-20-Tue 20:38:08 │EDIT
HMSとは「女王陛下の船 (Her Majesty's Ship) 」または「国王陛下の船 (His Majesty's Ship) 」の頭文字だそうです。

ベルファスト号の艦内には博物館としての一般的な説明パネルがあるだけでなく、当時の艦橋内でのやりとりを再現した音声が流れていたり、等身大の人形で艦内生活が再現されていたりと、艦内がどのような雰囲気だったのかを想像することが出来ます。

特に艦橋で流れている音声(北岬沖海戦の様子)は緊迫感があり何回も聞いてしまいました。

ベルファスト号は第二次世界大戦の頃に就航した軍艦ですが、戦後もしばらく使用されていたため、近代的な装備を備えています。

左:タワーブリッジから見たベルファスト号
中央: ベルファスト号、船首より艦橋を望む
右:艦内に展示されているドイツの暗号機エニグマ 



エニグマに関しては下記の本がミステリー仕立てで読めて面白いと思います。→05年3月英、仏、独旅行記概要へ戻る 
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