手前がテオドシウス1世のオベリスク、エジプトから4世紀に持ってきたもの。後ろは、
第4回十字軍によるコンスタンチノープル陥落時に表面を剥ぎ取られてしまった柱。キリスト教国だった東ローマ帝国が、キリスト教連合である十字軍に攻められるという、なんとも言えない歴史の名残です。
トルコを訪れた期間中はずっとラマダン中で、敬虔なイスラム教徒であれば日中は断食をしています。しかし、トルコは世俗化が進んでいるためか、「断食なんかしてたら仕事になんねーから食う!」といっていた人や、「水だけは飲みます。脱水しますから。」という人まで、色々いるようでした。
夜の広場はラマダン後の食事を家族で行う人でごった返していて、特に、週末はお祭り状態でした。こんなピクニック状態を楽しめるなら、日没まで断食するラマダンも耐えられるのではないかというのは同行者の弁(まじめなイスラム教徒に言ったら怒られそう・・)。
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