エフェソスにある、
アルテミス神殿跡です。世界七不思議のひとつですが、今は原っぱが広がるのみでした。アルテミスは月の女神で、彼女を祭る神殿はキリスト教が広まるまでは一大信仰拠点でした。エフェソスのアルテミスは豊穣多産を象徴する多数の乳房を持っているのが特徴だそうです。
ローマにキリスト教が広まるにつれアルテミス信仰は、異教の信仰ということで廃れてしまいました。神殿もゴート人に破壊されてしまいます。しかし、エフェソスの人々はかなりの女神好きだったのか、キリスト教化したエフェソスは聖母マリア信仰が盛んな土地になったそうです。
パノラマ画像
考古学博物館にある神殿の復元模型。
アルテミス像。神殿あった10数メートルの像のミニチュアだそう。
神殿の説明